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賃貸住宅を借りると、毎月賃貸料とは別に管理費・共益費の支払いも必要になります。

ただこの2つは「管理費」「共益費」として分けて表示されることはあまりありません。

でもこの2つの違いはちゃんとあります。

ただ賃貸住宅の場合は用途が似ていることもあるので、その違いが分かりにくく相場もはっきりとしていません。

そこで今回は賃貸の管理費と共益費の違いを分かりやすく解説!

管理費または共益費の相場などについてもまとめて紹介します。

 

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賃貸の管理費と共益費の違い

管理費とは

管理(かんり)費は「建物の維持や管理のために使うお金」のことを言います。

建物の維持にかかるお金といってもいろいろなものがあります。

ただ分かりやすく言えば「住民であればだれでも使うことが出来る設備・スペースの維持や管理のためのお金」と言えます。

たとえば廊下に蛍光灯がついていれば、蛍光灯をつけるための電気代がかかります。

廊下を利用するのは住民ですし、安全面を考えれば夜でも明るい廊下の方が安心しますよね。

でもその安心はあなた一人だけのものではありません。

住民全員にとっての安心でもあります。

だから廊下の蛍光灯をつけるためにかかる電気代は「みんなで支払うお金」と考えます。

またセキュリティーがしっかりとしている賃貸住宅の場合は、建物内に管理人がいる場合もありますよね。

もちろん管理人が滞在するにしてもいろいろなケースがあります。

セキュリティーが万全で高級賃貸マンションであれば、24時間管理人が常駐していることもよくあります。

またそこまで万全ではないにしても、平日の日中は管理人が常駐しているケースはよくあります。

もちろん管理人はボランティアではありませんから、管理人を雇うための費用が掛かります。

しかも管理人は住民全員のための安全と建物の維持・管理のための仕事を任されているわけですから、その費用は住人全員が負担する必要があります。

つまり住人の誰もが必要とする設備やサービスに関するお金を家賃とは別に大家さんに支払っているのが「管理費(かんりひ)」というわけです。

 

共益費とは

共益(きょうえき)費は「賃貸住宅の共有スペースを管理するために使うお金」のことを言います。

建物の管理にはいろいろなものがあります。

「エレベーターが壊れた」「エントランスホールの自動ドアが開かない」となれば、修理をしなければいけません。

ましてエレベーターや外との出入りに必要な自動ドアが使えないとなれば、その建物に住んでいる住人全員が困ってしまいます。

もちろん掃除だって必要になります。

賃貸住宅では借主が管理を任されている部分のことを「専有スペース」といい、住民がみんなで一緒に使う部分のことを「共有スペース」といいます。

部屋の中であれば掃除をしなくても、その部屋を借りているあなたが特に不便を感じなければ問題ありません。

(もちろん周囲の住人に迷惑をかけるような悪臭や見た目の不快さがある場合は、専有スペースであってもこれは問題になります。)

では廊下や階段、エントランスホールなどはどうでしょうか。

こちらも住人であれば自由に使うことが出来ますが、あくまでも「住人みんなで共有する」という考え方があるので使い方には制限があります。

それならばこれらの共有の場所の掃除や管理は誰がするのでしょうか。

もちろんあなたがする義務はありません。

でも誰も掃除や管理をしてくれなければ、こうしたスペースはすぐに汚れてしまいます。

借主には「共同住宅だからこそ守らなければならないルール」がありますが、貸主には「共同住宅だからこそ住人が安心して暮らすことが出来るように管理する義務」があります。

ただこうした作業を大家さん一人ですべて対応するのは無理です。

そこでこうした作業や日々の設備の管理、掃除などを業者に委託します。

このような作業などにかかる費用は住人から集めるのですが、これらのお金は適切に管理するために使われます。

これが「共益費(きょうえきひ)」です。

 

賃貸の管理費の相場

賃貸住宅の場合は、建物の管理にかかるお金をまとめて「管理費」とすることが多いです。

この言葉には「共益費」という意味も含んでいます。ですから相場はこの2つを合わせた金額となります。

1ヶ月に支払う相場は、賃貸料の10%以下が目安とされています。

ですから賃貸料が5万円なら~5000円、7万円なら~7000円、10万円なら~10,000円が相場となります。

 

賃貸の共益費の相場

こちらも単独で請求されることはあまりありません。

管理費に含めて請求することがほとんどなので、相場の目安も同じです。

 

管理費や共益費のあり・なしは賃貸選びに重要?

タワーマンションは高めに設定されている

タワーマンションの場合は、ハイグレードマンションに分類されます。

分譲が多いですが節税対策としてあえて賃貸にする人もいます。

ですからタワーマンションのようなハイグレードマンションでも賃貸物件はあります。

こうしたタワーマンションの場合は、エレベーターは日常生活の中で欠かせない設備になります。

安全性のためにも定期的な整備や点検は不可欠ですし、修理にかかる費用も高くなります。

さらに建物の付加価値を上げるために様々なサービスや設備も充実しています。

こうした設備やサービスは住民であればだれでも利用が出来るものなので、管理や運営にかかる費用はその分高くなります。

ですからタワーマンションのようなハイグレードマンションの場合の管理費は高めに設定されています。

セキュリティーがしっかりとしている物件はやや高めに設定されている

「警備員とコンシェルジュが24時間常駐している」「セキュリティーシステムが整っている」という物件は、安全面を重視したい人にとても人気があります。

このようなケースでは、建物の運営・管理にかかる費用が一般の賃貸住宅よりも高いです。

そのため1ヶ月に借主が支払う管理費は高めに設定されています。

 

家賃のみの場合もある

最近では賃貸料金を家賃のみで表示するケースも増えています。

もちろん家賃のみの物件であっても、住人が安全・安心して暮らすためには定期的な整備や管理は必要です。

もちろんお金がかかることですので、その費用は家賃の一部から賄います。

たとえば家賃7万円の場合は、3,500~7,000円が建物の管理などにかかる費用として使われます。

表現の違いはありますが、内容としての違いはありません。

 

費用を抑えたい時のポイント

契約する時には、家賃を含む様々な費用の支払いがあります。

これらはまとめて「初期費用」といわれていますが、その内訳には家賃を基本として計算されるものがあります。

例えば敷金や礼金がこれに当たります。

礼金については「謝礼」という意味があります。

あくまでも日本の慣習なので、支払いに対する法的な根拠はありません。

そのためなのか最近の賃貸住宅では礼金がない物も増えています。

ただし敷金は「預かり金」であり、引っ越しをする(契約の解約)時には返ってくるお金です。

そのためほとんどの物件で必要になります。

ちなみに1ヶ月に支払うお金の総額が7万円のワンルームであっても、「家賃のみで7万円」と「家賃6.5万円 管理費(場合によっては共益費)として5,000円」では、敷金の金額も変わります。

もしも「敷金2ヶ月」という条件であれば、「家賃のみで7万円」なら14万円かかります。

これに対して「家賃6.5万円+管理費などの合計が7万円」だと、合計は13万円になります。

この時点でこの2つは1万円の違いがあります。

もちろん敷金以外に礼金も必要ですし、仲介手数料も1ヶ月の賃料が関係してきます。

ですから初期費用を抑えてお部屋探しをする場合は、「敷金などは1ヶ月の家賃を基本に計算される」ということを覚えておきましょう。

 

まとめ

言葉としてはそれぞれ分かれていますが、使い方や意味としてはほとんど区別のないのが共益費・管理費です。

ただこの内容をきちんとチェックすることはとても大事なことです。

しかもこの2つは建物選びや節約のヒントが隠れているので、少しでも不明なことがあれば契約をする前にきちんと内容を確認することが大切です。

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