タワーマンションは地震で折れる?!防災面に優れたマンション選びの方法

タワーマンションといえば眺望がよく、マンション内に商業施設やラウンジがあるなどの高いサービス性から最近はステータスになる憧れのマンションとして考えられています。

そんなタワーマンションですが、実際に住んでみると普通のマンションよりも高さがあるため、何かと不便な点があることもご存知でしょうか?

なかでもタワーマンションは、地震に対するリスクがかなりあるようです。

実際に地震が起こってしまうとタワーマンションは具体的にどのようなことになるのでしょうか?

今回は防災面でのマンションの選び方を詳しく紹介していきます。

 

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1. タワーマンションは地震で折れる?!

タワーマンションは地震によってその高さや構造から折れてしまうのでは、という都市伝説があります。

基本的にタワーマンションなどの高い建物は災害時でなくとも常に風にさらされています。

そのため風による揺れに耐えられるような設計となっており、地震がきたからといって折れてしまうという噂は正確なものではありません。

ところが地震のなかでも想定外として考えられているのが、超長周期振動による揺れです。

長い周期で起こる地震では、揺れる時間が長くなってしまうため地震による被害を受けやすいのです。

逆に直下型地震であれば高いビルであってもそれほど被害を受けるわけではありません。

実際に超長周期地震動によってタワーマンションの壁にヒビが入ってしまった事例もこれまでに何度かあり、構造によってはこのヒビがさらにひどくなってしまうと折れてしまう恐れもあるかもしれません。

そうならないためにもタワーマンションの構造に関して、現在見直しを行っている最中というわけです。

2. 地震に弱いイメージのあるタワーマンションの耐震構造

タワーマンションなどの高さ60m以上の高層ビルを建築する際には、新耐震基準を満たさなければなりません。

新耐震基準では、過去の地震のデータからその建築地において地震が発生すると想定したときにどのように揺れるのかを事前に予測しており、この規定のもと3種類の耐震方法が作られました。

それでは、3種類の耐震方法について具体的に見ていきましょう。

2-1. 耐震構造

建物の躯体が地震に耐えられるように柱や梁を太く建築するようになっています。

これにより建物に地震のエネルギーが直接かかってしまうため家具の横転などの揺れは感じてしまうものの、倒壊のリスクを防ぐことができます。

2-2. 制震構造

これは地震の揺れを一旦建物が受け、ダンパーと呼ばれる制震装置によって素早く静止する構造です。

ダンパーとはバネやゴムのような弾性体で、衝撃を弱めたり止めたりすることができます。

地震はもちろんのこと風による揺れにも強く、タワーマンションにおいて大きな効果を発揮してくれます。

2-3. 免震構造

地盤と建物との間にゴム層を入れ、地震の揺れをそのまま伝えないようにします。

ここに使われるゴムとして代表的な積層ゴムは、ゴムと銅板とを交互に重ねており、激しい揺れをゆっくりとした揺れに変える力を持ちます。

そのため建物へのダメージが少なく、揺れも3分の1から5分の1ほどに抑えることが可能です。

このような3種類の構造は、新耐震基準を満たすため、多くのタワーマンションに用いられています。

このような強固な耐震構造があるため、タワーマンションはちょっとしたことでは折れてしまうようなことはありません。

3. 地震が起きた時のタワーマンションのデメリット

タワーマンションは通常のマンションに比べると高さがあるために、地震が起こった際のデメリットが多くなります。

建物自体は建築基準法に基づいて作られているため、もしもの時のことを考えた耐震対策がとられているものの、安心して住めるのかというと、一概にYESとは言えません。

そもそもタワーマンションに限らず高い建物は建物自体が軽いため、風を受けやすいという性質があります。

実際に東日本大地震の際にも、都心にある高級タワーマンションは大変な揺れを受けています。

特に家賃が高いと言われている高層階ほどその揺れは大きいということです。

これは建物と基礎の間に板状ゴムと鉄板を何枚も重ねたアイソレーターと呼ばれる免震装置を用いている場合に多く、地震に限らず建物自体に揺れを感じさせてしまいます。

そのため地震が起こっていない時であっても、高層部であればあるほど揺れを感じてしまうというデメリットが生まれるわけです。

この揺れはタワーマンションに住んでいる人にとっては、ゆらゆらと船酔いした時のような感覚を生んでしまいます。

そのため家にいる時間が長い主婦などは特に、不眠症やめまい、倦怠感などの体調不良を訴えてしまうわけです。

4. タワーマンションと低層マンションの防災面の違い

タワーマンションは12〜20階建、あるいは20階建以上の高層マンションを指します。

一方、3階未満といった比較的低く建てられているマンションは低層マンションと定義されています。

高さに関して大きな違いのあるタワーマンションと低層マンションですが、防災面に関しても違いが大きく分かれます。

4-1. 低層マンション

比較的低く建てられているため、耐震や制震対策は基本的に取り入れられていません。

低いためこのような対策を取り入れるとコストが上がってしまい、構造的にも導入することが難しくなります。

そのために建物自体が地震などの災害にも耐えられるよう耐震構造の物件になっており、震度7以上の地震がきても倒壊する恐れはほとんどありません。

またエレベーターも設置されているものの、災害によってエレベーターが使えなくなった時でも3階程度までであれば十分階段での移動が可能です。

もしもの時に低層マンションに住んでいれば安心して避難することができるというわけです。

4-2. タワーマンション

上層階の方は特にエレベーターでの移動が必須になります。

特に10階以上を超えてしまうと、災害の際に階段を使用しなければいけないことはかなり苦痛です。

エレベーターが災害などで止まってしまうと、高層階からの避難や物資の運搬が困難になってしまいます。

耐震構造としては建築基準法で一般的なマンションよりも高い対策を取っているものの、エレベーターのことまで考えられているところは少ないのが現実です。

さらに先ほどにも少しあったように、災害の時には高層階であればあるほど揺れるような構造になっているため、倒壊の恐れがないとはいえ不安を掻き立ててしまうでしょう。

4-3. どちらが優れているのか

そういったことも踏まえてみると、

低層マンションとタワーマンションなどの高層マンションとでは防災面では低層マンションの方が安心して暮らすことができるというわけです。

タワーマンションには商業施設やラウンジなどのサービス性の高さや眺望の良さなどから人々の憧れともなっており、メリットもあります。

ですが防犯面だけで考えると低層マンションよりは劣ってしまっていることが現実で、現段階ではまだまだタワーマンションには地震に関する対処が必要です。

5. まとめ

今回は、タワーマンションは地震などの災害にどれほど影響があるのかを紹介しました。

少しの風でも揺れてしまう構造であるため、高い階に住んでいると災害の際には揺れを大きく感じてしまうでしょう。

倒壊の恐れはないとはいえ、タワーマンションに入居する前にはどのような耐震構造がとられているのかをしっかり確認する必要があります。

お部屋選びの1つとして防災面もよく考えてみてはいかがでしょうか。

 

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